心当たりのない足の痛みの原因が実は〇〇だった話

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どうもさやたてです。

2週間ほど前から原因不明の左足の痛みに悩まされていました。

症状としては、

・左足の甲のあたりだけが痛い。
・外傷はない。(打った、蹴られた、踏まれた記憶は一切無し)
・見た目は少し浮腫んでいる程度。
・触ると痛い。押しても痛い。
・歩いたり触っていない時は痺れている感覚がある。

こんな感じです。

最初の頃は歩いているうちに痛みが消えていたのですが、日が経つにつれてどんどん痛みが増し、そのうち足を引きずらないと歩けないほどになりました。

まずは内科病院へ。

ネットで色々調べた結果、リウマチ痛風の症状に似ていたのでまずは近所の内科で診てもらうことにしました。

心当たりが無いことを説明してから、血液検査をしてもらいました。

血液検査の結果がこちら。

まず、痛風かどうかを診断する時に見る項目が【尿酸値】です。

男女ともにこの値が7.0mg/dLまでは基準値内 とされています。

今回の私の数値は4.5だったので痛風の可能性はほぼ無いと診断されました。

参考HP: https://bit.ly/2EHH0EJ

続いてリウマチの診断をする際に見るのが【CRP数値】【RF定量値】

CRP数値の正常値は0.3mg/dL以下 、RF定量の正常値は 15 IU/mL以下とされています。

参考HP: http://www.jrcla.or.jp/atoz/rexm/rexm_03_02.html
参考HP: http://uwb01.bml.co.jp/kensa/search/detail/3802680

今回の結果は、CRPが0.05
RF定量が17と正常値よりもわずかに高いですが、発症するほどの数値ではないとのこと。

よって今回の結果は…

リウマチと痛風の可能性は無いということでした。

他の数値を見ても内科的には問題がないとのことで、整形外科の受診を勧められました。

気を取りなおして整形外科へ。

そして翌日、早速整形外科へ。

看護師さんに状況を説明すると、意外な答えが返ってきました。

腰は痛くないですか?

え…腰ですか?
腰は全然痛くないですが。

腰が原因で足が痛くなることがありますので、レントゲンを撮って確かめてみましょう。

は、はぁ…

ということで腰のレントゲンを撮ることに。

今まで腰が痛いと思ったことがなかったので驚きました。

そしてレントゲンの結果、腰椎に少し気になる部分があるとのこと。

もっと詳しく診るために、翌日MRI検査を行うことになりました。

MRIといえば…そうです。

よくドラマや映画で見るアレです!

人生初のMRI

MRI

私の人生では初めてのMRI。正直、少しワクワクしてしまいました。笑

待合室は試着室のような個室になっており、イスと鏡とスリッパと脱いだ服を入れるカゴが置いてありました。
(私の場合、金属が無い下着と服を着用していたので検査着に着替える必要はありませんでした)

職業柄でしょうか、待合室の壁の施工が気になり、気が付けば壁紙の写真を撮っていた私。

この壁紙、どこのだっけ…

私の前の方の撮影が終わり、MRIの部屋に入るとあの機械がすぐに目に入りました。

おぉ…やっぱり存在感あるわぁ。

などと感慨に浸る暇もなく寝台に寝かされました。笑

今回は腰椎の写真を撮るので、腰の部分に平たい板のような器具を巻かれました。

そして「検査中、大きな音がしますのでこれを付けてください」とヘッドホンを付けられました。

ん…?これは前日の説明では言われなかったな…

と少し不安になっている間に寝台が機械の中に入っていきました。

いざ検査が始まると、

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド …………

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……..

ジョジョの擬音並みに凄い音でした…

ヘッドホンじゃなくて耳栓の方が良かったな😭

しかし、数分経つとその轟音も最初ほど気にならなくなり、狭い空間が妙に心地良く感じ始めました。

 ( ˘ω˘ )スヤァ

と、眠りコケそうになった瞬間「はい、終わりました~」と検査が終わりました。

検査時間が実際にどれ程だったのかは分かりませんが、体感時間としては10分程度でした

機械に入る前のイメージとして、もっと近未来的な感じでレーザー的なものが縦横無尽に行ったり来たりするのかなぁと思っていたのですが一切そういうのはありませんでした。笑

レーザーのイメージ

MRIの結果は…

そしてMRIの結果がこちら。

今回、実際に撮った私のMRI画像です。
(※先生に許可を取って写真を撮らせてもらいました)

注目すべきは椎間板のこの部分。

上にあるいくつかの椎間板よりも少し突出しています。

これは椎間板が変形して、椎間板の中にある髄核(ずいかく) と呼ばれるゼリー状の繊維が外側に出てきている状態だそうです。

これが脊髄の神経に触れ、足に痛みやしびれを引き起こしていたのです。

これがもっと悪化するとあの椎間板ヘルニアになります。

もちろんそこまで行けば足だけではなく腰そのものが激痛に襲われます。

椎間板ヘルニアの説明についてはこちらのサイトが分かりやすいです。(もっと酷い症状のMRI画像が見れます)

今までは完全に他人事だったヘルニアがまさか自分の身に降りかかる日が来るとは…

私はこれまで生きてきた中で、病気という病気をしたことが無いのが唯一の自慢でした。笑

これからは色んなところにガタがきて色んな痛みと付き合っていくことになるでしょう。

今回の病状の原因を考えてみる

今回の椎間板の歪みの原因として考えられるのは、

・老化
・人生初めての長期間に及ぶ在宅ワーク生活

この二つが原因では無いかな、と思います。

デスクワーク自体は通算で10年くらい経験があるので腰への負担がもしかしたら蓄積していたのかもしれません。

そして今回のコロナ自粛と、フリーランスになったことでここ数カ月はずっと家でパソコンを使う生活をしていました

最初の数カ月間はずっと身体に合わないイスを使って作業をしていました。我ながらアホです。

周りに人がいないので姿勢もとても悪くなっていたと思います。

以前の腰椎の写真と比較したわけではないので断言はできませんが、ここ数カ月の生活習慣で歪みが悪化したことは間違いないでしょう。

もしかして人生で初めてチャレンジしたスクワットも歪みを助長するアクションの一つだったのかもしれません。

考えだしたらキリがないですけどね。笑

とりあえず今回は、身体に負担をかけなければ痛みは自然に治まるとのことでした。

在宅ワークの方や、ずっと同じ姿勢で作業をしている方はくれぐれもご注意ください。

本当に腰を痛めたら働くどころか日常生活さえもままなりません

私も今回は重症になる手前の警鐘だったと深く受け止めて、気をつけていこうと思います。

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