古民家のリノベのお手伝いに行ってきました

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どうも、Saya_Tateです。

昨日、DIY女子リノベ部の勉強会で知り合った方のお宅へ、リノベーションのお手伝いに行ってきました。

大正時代(!)に建てられた古民家を購入し、自分たちでセルフリノベをしてカフェと民泊を始めるられるというとても素敵なプロジェクトを進行中の方です。

今回は数日かけて和室の天井と壁をぶち抜く作業を行うということで、私は初日の天井抜きの作業に参加させてもらうことになりました。

準備したものは、安全靴・ハンマー・作業服・軍手。
安全靴と作業服は、職業訓練で4月から行う実習のために購入したもので、早く作業をしたくてウズウズしていた私にとっては予定よりも早く袖を通せるのはとてもあり難いことでした。

JRで小樽へ向かいます。

2年ぶりの小樽駅。

作業の手順

今回は主催者の方たちと主催者のご子息、私を含めた4名で作業を進めていきます。

まずは天井の薄いベニヤ板(ラミネート天井)を外していきます。

ベニヤ板を半分ほど剥がしたところ。
基本的に剥がす際に使う道具は、バールとハンマーだけでテコの原理を利用して剥がしていきます。(たまにノコギリを使用)

ベニヤをすべて剥がして、それで終わりではありません。
竿縁と吊り木の上に更に天井板があり、それも今回は剥がします。

作業後に気づいたことですが、ずっと作業に必死だったので撮った写真の数があまりにも少なすぎました…

この先の工程を分かりやすくするため、図解を作成しました。

順序としては、①竿縁を天井板から剥がす ②天井板を剥がす ③吊り木を取る という流れです。

最初のベニヤ板の天井とは違い、こちらの作業はかなり大変でした。
竿縁と天井板は釘でくっついているのですが、それを剥がすのに結構苦労しました。コツを掴むまでしばらく時間が掛かり、ちょっとでも天井板を叩こうもんなら大量の煤が舞い散って顔中煤だらけになりました。

それでも何とか4人で作業を進め…

天井をすべて剥がすことができました!
屋根や梁が見えていることに感動です。

長押を解体したところ

作業始めはこの状態だった床が…

天井解体後には床一面、煤だらけになりました。
天井裏に溜まっていた100年分の煤です。

当然、顔も真っ黒になりました。作業後の自分の顔がコントにしか思えなかったです。笑

今回の作業を終えて

リノベ初体験の自分にとっては少しハードな作業でしたが、逆に今回の作業ができたなら他の作業もできるかもしれない、という自信がつきました。

何よりも、作業自体がとても楽しかったので自分に向いているということが実感できました。
帰宅後、しばらく経った今でも自分の部屋の天井を見上げてはぶち抜きたい衝動に駆られています。笑

そして主催者の方たちはもちろん、7歳のご子息の迅速な動きと頼もしさには本当にびっくりしました。

セルフリノベーションの道のりはまだまだ遠いですが、少しづつでも経験を増やして実現に近づけていけたらと思います。

あと、重要なことがひとつ。
天井解体作業には防塵マスクとゴーグルが必須です!

おまけ

押入れの上にある小壁の裏板に貼ってあった新聞が大正時代のものでした。

長押の奥の隙間になぜか小豆が敷き詰められていました。(ググっても理由は分からず)

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