私の人生を変えた三冊の本

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どうもSayaTateです。

今回は「私の人生を変えた三冊の本」というテーマで記事を書いていこうと思います。

本を読んだきっかけ

私は昨年、6年間務めた会社を辞め未経験の異業種へ転職しました。

現在はセルフリノベでホームステージングすることを目指し、好きなこと、未来投資になることだけを仕事にして生活しています。

昔の私にとって仕事とは単純に生活費を稼ぐためのものでした。

飛び抜けた才能もありませんでしたし、心から情熱を注いで没頭できるものもありませんでした。

でも、このままでは絶対に死ぬ時に後悔するということは分かっていました。

そして漠然と「40歳になるまでには自分の好きなことを仕事にしたい」と思うようになりました。

そんな中、2年程前にあることがきっかけで「この業界を変えたい」と強く思うものに出会ったのです。

それがインテリアの世界でした。

昔からインテリアや雑貨は好きでしたが、あくまでも消費者側の立場として楽しむだけのものでした。

しかし、日本のインテリアの現状に改めて触れた時に疑問点がたくさん出てきたのです。

そして、私はその疑問点を少しでも解決するためにインテリアの世界へ飛び込むことに決めました。

それまで特に大きなチャレンジもせずに生きてきた私にとって、それはとても大きな決断でした。そして未知の世界に対する大きな不安がありました。

私は自分の人生を変えるためにまず自分自身の考え方を変える必要がありました

そこで私は、自分のマインドブロックを解くために社会的に成功している人がおすすめしている本を読むことにしました

そういう人が読んでいる本であれば説得力があると思ったからです。

そうして数十冊の本を読みましたが、その中でも特に影響を受け、自分自身を変えることができた三冊の本を今回はご紹介したいと思います。

以前の私と同じように、

「人生を変えたいけど勇気が出ない」

「新しいことに挑戦する行動力を付けたい」

というような方に、少しでも参考になればと思います。

1.「思考は現実化する」ナポレオン・ヒル

まず一冊目は「思考は現実化する」です。

※こちらの本はkindle unlimited会員の場合、現在無料で読めます。(私も無料で読みました)

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この本には色んな成功者の成功した事例がたくさん書いてあります

成功する方法や根拠についてはあまり触れられていません。

ですが、その多くの成功事例を読んでいるうちに

・行動を続ければ成功する

・成功者は何度も失敗を繰り返している

・秀でた才能がなくても成功することはできる

ということがだんだん分かってきます。

そして、

「もしかして自分もやればできるんじゃない…?」

というマインドに不思議と変わっていき、自信が湧いてくるのです。

誤解を恐れずに言うと、これは良い意味での洗脳だと思います。

小さい頃から何をやっても親や周りから認められなかった自己否定が強い人にはとても有効な方法だと思います。

※ここでいう「成功」の基準はもちろん人によって違います。

ダイエットで5kg痩せることが成功の人もいれば、難しい資格を取得することや、大企業の社長になって地位や名誉を手に入れることが成功だと思う人もいます。

そして「成功」にもステップがあると思っています。

3kg痩せたら次は5kg、二級建築士の次は一級建築士、年商1千万の次は年商1億…というように。

当時の私は「自分に行動力と自信をつけること」を目標に本を読んでいました。

こんな方におすすめです

・自分は成功できないと思っている人
・行動力をつけたい人
・自信をつけたい人

2.「7つの習慣」 スティーブン・R・コヴィー

この本も自己啓発本としては有名なベストセラー本です。

割と厚みのある本ですが、それだけ内容が濃く、ちゃんと吸収をすれば本当に変わることができる本だと思います。

この本は「思考は現実化する」とは違い、具体的に何をすべきかがステップごとに書かれています

その内容はこうです。

1.主体性を発揮する
2.目的を持って始める
3.優先順位を考える

これだけ読んでも意味が分からないと思うので分かりやすく説明をすると、

1.自分はプログラマーだと信じる
2.自分でプログラムを書く
3.そのプログラムを実行する

ここで言うプログラムとは、自分の人生のシナリオであったり、自分の性格のことを指します。

要するに「自分の人生や性格は行動次第で変えることができる」ということです。

この本の中で私が一番衝撃を受けたのが、

人間は、刺激を受けた後にどのような反応をするか自分で選択する自由がある

という箇所です。

相手からの不愉快な言葉や態度、不運な出来事、思い通りにいかない日常など、このように人間は生きているだけで色んな刺激を日々受けています。

こういった刺激を感じた時に、カッとなって相手を罵倒するのか、悲しくなってふさぎ込むのか、イライラして他人に当たるのか、どういう反応をするかはすべて自分で選択ができるのです。

そしてこれは世界中のどんな状況の人間にも与えられている自由です

独房にいる死刑囚、スラム街にいるホームレス、戦火の中で生きる子供たち。彼らの頭の中の自由だけは誰にも操作ができません

本の中では、ホロコーストでナチスドイツの捕虜になったヴィクトール・フランクルの話を例に挙げていました。

独房に入れられ死を目の前にした時でさえ、彼は頭の中で「解放された後の自分の人生」を思い描き、他の誰よりも(ナチス側の人間よりも)自由な存在だったのです。

想像を絶するほど下劣で人間の尊厳を汚す状況の中にあって、フランクルは<自覚>という人間の独特の性質を活かし、人間の本質にかかわる基礎的な原則を発見した

「7つの習慣」第一の習慣 “主体性を発揮する”より

こんな方におすすめです

・自分の人生を生きていないと感じる人
・家族や恋人との不仲に悩んでいる人
・人生の目標を見つけたい人
・自分の欠点を直したい人

3.「金持ち父さんの起業する前に読む本」 ロバート・キヨサキ

金持ち父さん貧乏父さん」で有名なロバート・キヨサキ氏の本です。

私は10年程前に「金持ち父さん~」の本を読みましたが、世間で騒がれているほどピンとこなかった記憶があります。

今思えば、当時の自分に読解力が足りなかったのと本気でお金持ちになろうとは思っていなかったのが理由だと思います。

10年越しで彼の本を手に取ったのは、起業をしようと本気で思ったからです

この本は、お金持ちになる構造や仕組みが抽象的に書かれている「金持ち父さん~」とは逆に、起業家になるには何をすれば良いのかが具体的に書かれています

まず、本の序盤で起業家になるにあたっての心構えを問う項目があります。

これらの問いは、自分がどれほど起業家になる覚悟があるかを自己判断する基準にもなります。

また、立ち上げるビジネスのキャッシュサイクルについて書かれた章では、

・新製品のアイディアを持っているか?
・その製品アイディアを勝手に他人に使われないように保護しているか?
・色々な相談をするために顧問に支払いをする必要があるか?
・製品の試作品を作る必要があるか?
・製品の仕入れ先、納入業者を見つける必要があるか?
・納品業者と支払い条件を交渉できるか?
・オフィスが必要か?倉庫は?車は?

このように事業を始めるにあたり経営者が考えなくてはならないことが一通り書かれています。(上記は一部分のみ抜粋したものです)

これらの項目は、起業について全くの無知だった自分にとって大変参考になりました。

そしてキヨサキ氏が、これまた起業家のバイブルとも言える「ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則」を読んだ際に一番胸に突き刺さった教えとして下記の内容を挙げています。

「偉大になることは一つの選択である。天から贈り物を授かっているかどうか、才能があるかどうか、運が良いかどうかなどと言ったことでは関係ない。それは選択であり、その選択は誰にでもできる

「金持ち父さんの起業する前に読む本」ローバト・キヨサキより

キヨサキ氏が感銘を受けたこの言葉は、私の心にも同じようにとても深く響きました。

「7つの習慣」で使われていた「選択」という言葉がここでも使われていますね。

自分を変えるコツを知るためにはとても重要なキーワードだと思っています。

こういう方におすすめです

・安全な人生よりも自由な人生を送りたい人
・これから起業を考えている人
・起業に不安しかない人

最後に

「私の人生を変えた三冊の本」いかがでしたでしょうか。

私はこれらの本を読んだことで自分に自信がつき、人生を変える行動を起こすことができました。

ちなみに行動を起こした後も、幾度も不安感に襲われる日々が続きましたが、それは行動し続けることで解消しました

不安は大体「初めてのこと」「分からないこと」「先が見えないこと」に付随してきます。

行動を起こして、すべて「経験済みのこと」に変えてしまえば不安は消えます。

この記事が、人生を変えたいけど行動を起こせない方や、行動を起こすことが怖い方に少しでも参考になれば幸いです。

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